生産設備Facility

人と食品にやさしい食品包装実現のために

衛生入室管理及び陽圧

徹底した入室基準に基づいた衛生管理

各フロアに入室するためには、作業着・帽子・マスクの着用はもちろん、衛生を保つための様々な入室基準を設けています。

入室の手順

  • 鏡の前で帽子を被り、身だしなみを確認
  • 衣服への粘着ローラー掛けによるゴミ等の除去
  • 手洗い
  • ドライヤーで手を乾燥
  • アルコール消毒
  • 粘着マットによる館内履きの裏に付いたゴミ等の除去
  • エアシャワー

手洗い及び衣服への粘着ローラー掛けは非接触タイマーにて30秒間行うように管理しています。

手洗い
エアシャワー

フロア内の管理

陽圧化
捕虫機

外部からの粉塵や虫の侵入を防ぐ陽圧化の維持

フィルターを通して外気を導入し、自社基準に基づいてフロア内の気圧を外気より上げることで虫などの侵入を防ぐ(陽圧化)を各フロアで行っています。

専門業者に委託して月1回の捕虫管理を実施

会社に設置してあるすべての捕虫機に対して、専門家によるモニタリングを行い捕虫数に応じて各種対応を行っています。

3カ月に1回の落下菌及び塵埃の検査

捕虫管理同様、専門家によるモニタリングにて不具合発生時は各種対応を行っています。

蛍光灯のLED化

虫が寄り付きにくいLEDを全工場・全フロアにて採用しています。万が一破損した場合の飛散防止にもなっています。

各種搬入材専用の大型エアーシャワーを設置

フロア入り口の従業員用のエアシャワーの他、各種搬入材専用の大型エアシャワーを設置しており、原料に付着するゴミ等も吹き飛ばしフロアに入れないよう対策しています。

生産独自設計の製袋機

大阪包装社の製袋機は、メーカーとの共同開発によるオリジナル。
プラスチックフィルムの熱溶断による、様々な変形製袋を可能にする独自の設計です。
製袋機はコンピューターにより、温度、送り設定などを自動管理。製品の形状やサイズはもちろん、充分なシール強度を実現します。

電子制御の製袋機を使用することで一定の基準に基づいた製品を作ることが出来ます。
また、オペレーターによる定期的な検品と第三者による検品の二重チェックを行うことで不良製品等の早期発見に努めています。
製袋基準書をもとに製造を行い、細かな変更箇所や以前に発生した不具合等に対する対応なども反映させることで自社基準内での製品の安定供給を行っています。

さらに品質を高めるために、熱上昇を抑える空調・換気設備完備の清潔なフロアに製袋機を設置しています。

検査・検品徹底した品質管理

加工及び検品

最終梱包前に全製品を金属探知機に通し、異物混入防止対策を行っています。

1ケースごとに重量検査を行っており、ケース入り数の過不足防止対策を行っています。

後加工の工程を別の専用フロアで行うことで2重の検品も兼ねお客様へ出荷される最終段階まできっちりとした検品体制をとっています。

インラインではできない特殊な形状も後加工で対応し、できる限りお客様のご要望に応えられる体制をとっています。

品質管理

製造中の製品を品質管理専門の部署がサンプルを回収し、自社基準に基づく箇所にて午前2回・午後2回の計1日4回、引張試験機にて強度検査を実施し、異常が見受けられれば各現場へ即座に伝えられ対応を行っています。

また、異常がなかった直近の検査までさかのぼった製品の検品を行うことで社外流出を未然に防いでいます。

製造を行った製品を定期的に回収し1年間キープサンプルとして保管し、お客様からクレームがあった場合に検証を行える様にしています。

品質管理の写真
品質管理の写真